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週刊 『防災朝礼』メールマガジン
(第15号 2019/05/9)
+++日本初〜企業を永続させる
防災朝礼のススメ!
+++
〜防災の学びを通して
社員のリーダー力・人間力強化〜
発行者:(一社)防災プロジェクト
代表理事 中井政義
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‥◆今回のメニュー‥‥‥‥‥‥‥
1.ほとんどは防災に無頓着
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2.8年前の自分
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3.令和時代の新しい防災サービス
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4.ここだけのつぶやき
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■『防災朝礼』第15号スタートです。
いつも『防災朝礼』メルマガを
お読み頂きありがとうございます。
一般社団法人 防災プロジェクト
代表理事の中井政義です。
最大10連休の
ゴールデンウイークも終わり
通常の生活に戻りました。
ゴールデンウイークで賑わう
観光地の報道を見ていると
ほんと日本は平和だな〜・・と
つくづく感じます。
平和と真逆の状態が
災害に遭う(被災する)ことなので
誰しもが「考えたくない状態」
となります。
まして、、、
令和(新時代)のお祝いムード、
連休のワクワクモードの時は・・。
今は、、、
多くの国民から
「防災」のキーワードが
抜けている状態です。
そんな中、
貴重なお休みを活用して
防災意識向上のために
被災地に来てくれた方に
頭が下がる思いです。
ただ、こういった方々は
国民のほんと一握り・・
という状態です。
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1.ほとんどは防災に無頓着
──▲─────────────
被災地語り部ガイドは
個人のご家族をはじめ・・
消防団・議員・教員・マスコミ・
行政職員・企業・海外視察員等を
ご案内させて頂いておりますが
先日、企業の防災担当者の方を
ガイドさせて頂きました。
有名企業で
社員数が500名以上ですので
私も興味深々となり
色々とご質問させて頂きました。
そこで「企業防災」の実情を
知ることとなります。
同時に
企業防災の担当者の苦悩も・・
正直、、、
頭をハンマーでガツンと
殴られたような衝撃があり
「企業防災」の難しさを
痛感しました。
残念ですが
その視点でズバリ言えば
おそらく、、、
経営者や経営幹部、
防災を担当者を除けば
一般社員の殆どは
「防災」なんて興味がない!
そもそも防災に無頓着という
事実が見えてきました。
そこで気づいたことがあります。
──▼─────────────
2.8年前の自分
──▲─────────────
その気づいたこととは?・・
昨年は災害が多発し
「防災対策」のTV番組、
雑誌の特集、防災グッズの本などが
増えています。
しかし、被災未経験者に
どれだけ響いているか?
防災対策する人口は増えているのか?
実情は、、、
いくら警鐘を鳴らしても
あまり変わっていない!
これが現実ではないでしょうか?
まずもって、、、
お恥ずかしい話ですが
震災で被災する
8年前の自分を振り返っても
正直、防災に無頓着でした。
そこで8年前の自分に
「自問自答」してみました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そもそも自分が
防災に興味をもったのは・・
・1995年の阪神淡路大震災
だったでしょうか?
・2004年の新潟県中越地震
だったでしょうか?
どちらも違います。
はたまた、地元で発生した
・2003年の宮城県北部地震
だったでしょうか?
・2008年の岩手・宮城内陸地震
だったでしょうか?
地元震源の地震でしたが
これも違います。
今思えば、、、
わが家に目だった被害はなく、
他人事だったかもしれません。
そして、、、
2011年の東日本大震災!
私は、東日本大震災で
「命」以外のほぼ全てを失った
被災者となり、
その後、辛く苦しい
被災生活を長期間経験。
そこでやっと自分事となり・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
事前に家族で
話し合っておかなければ
家族の誰かが
命を落とす危険性があるし
運よく生き残っても
被災後、家庭崩壊する
可能性もある!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と感じたのです。
現に家族を亡くされた方、
家庭崩壊や震災離婚した方も
多数おられます。
ということで
●私は8年前は防災に無頓着
●震災を経験して
↓
被災者になってやっと自分事
↓
「防災対策」の必要性を実感
↓
風化させず伝える使命感に駆られる
現在は、、、
使命感が自分を突き動かし、
「防災対策」の必要性を訴えることが
生業になっています。
しかし、、、
今、平穏無事に暮らしている
「幸せな方・幸せな家族」
にとっては
自分たちが被災者になるなんて
想像もしたくないと思います。
それだけでなく
街が震災で壊滅(消滅)するとか
そこで家族を失うなんてあり得ない!
そう思うのが普通かもしれません。
なぜそう言えるのか?
それは、(前述の通り)
東日本大震災で
被災する前(8年前)の
自分に問いかけると
同様の心理の
防災に無頓着だった
己がいるからです。
言い方を変えれば、
自分が被災者になった
希少体験を経て
「防災に興味を持った」
だけかもしれません。
突然、家・仕事を失い、
家族全員で約一ヶ月の避難所生活。
その後、みなし仮設住宅で
7年以上暮らし、
辛く悔しい経験をしてきた。
築15年の家のローンが残り、
ローン残金は完済したけど
未だに自宅は再建できていない。
人生が一瞬でマイナスの
ドン底に落ちた経験、
その悔しさや憤りから、
「防災」は大事だよーと
言っているだけかもしれない。
となると・・
平穏無事に
暮らしている方々に
「防災が大事!防災が大事!」
と口うるさく言っても
そもそも被災するイメージすら
できないのですから
防災といっても
「何をどのようにしてよいのか?」
わからなくて当然だと思います。
自分も経験ありますが
中高生の時に親から言われた
「勉強しろ!勉強しろ!」という助言!
子どもながらに
「分かっているよ!うるさいな〜」
そう思ったものです。
「防災が大事!防災が大事!」
この警鐘も
同様の口うるさい助言に
感じるかもしれません。
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3.令和時代の新しい防災サービス
──▲─────────────
南海トラフ地震
東京直下地震が近い将来発生する
といわれても・・
防災対策や備えが
忙しくて出来てない、
特に必要だと思わない。
これに該当する方はいませんか?
しかし、この状態は
あなたが悪いわけではありません。
その理由とは?・・
人間は、極度な恐怖を感じた場合
『直接的な(目の前の)危機』から
身を守る本能があります。
しかし、直接的な危機以外、
『間接的な(予測・予防的な)情報』
に反応して
身を守るようには出来ていません。
また、現代人は何かと忙しい。
日常生活が忙しい中、
目の前に(命に係わる)
危険がなければ、
このまま普段通りに過ごしたいと
思うのは当たり前です。
後回しにしても
当面困らないことについては、
現状維持で行く!
それが人間なのです。
極端な例ですが・・
虫歯になり
眠れない程の激痛が一晩続いたら
翌日、会社を遅刻してでも、
歯医者に駆け込むと思いますが
歯石除去等、
予防のために会社を遅刻してまで、
歯医者に行くでしょうか?
おそらく、
「今は問題ない」と後回しになり
「いつか行くタイミングがあれば・・」
程度に思ってしまう・・
それが人間なのです。
だから、防災対策ができない、
対策する気にもならない。
それは普通のことで、
あなたが悪いわけではありません。
日本国民の大多数が
この状態なわけですから
「防災が大事!防災が大事!」
と口うるさく言っても
響きません・・。
脅しの防災の長続きしません。
となると、、、
防災準備できない方が
本当に災害に直面した時に
必要とする(SOS発信できる)
防災サービスの確立が
急務である!
これが現在の結論です!
要は、、、
今後、配信側としては
防災対策を
【1】ガッチリ準備したい方
※従来のメルマガのように
情報提供をします。
【2】準備できない方
※この状態の方が多く
この方のためにサービスも必要
この2パターンで伝えて行きます。
次回、思案中の
「新しい発想」の
新・防災サービスに
触れて行きたいと思います。
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4.ここだけのつぶやき
──▲─────────────
企業の現場の声を聞き
企業防災の難しさを
知った今・・
新たに
やるべきことが見えてきました。
さらに極めつけは
ある方のブログの記事で
目からウロコが落ちました。
※次回、紹介します。
それに伴い
このメルマガも
従来の形式と違う形で
配信していきます。
メルマガ本文でも触れたように
「防災が大事!防災が大事!」
この警鐘で
世間が変わらないのなら
お互い時間のムダです。
時間は有限なので
新時代にふさわしい
人間の深層心理を理解した
防災支援に務めて行きます。
イチロー選手のように
自分に厳しい人間は
極一部で
自分を含め
多くの人間は
自分に甘い!(苦笑)
そういった方
(普段準備していない方)も
有事にSOS発信できたり
支援が受けられるサービスを
思いつきました。
災害時は
事前準備だけでは
どうにもならないことがあり
8年前、被災した自分が
あの時、、、
「あったら自分も助かった」
と感じる
被災者目線のサービスです。
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一般社団法人 防災プロジェクトが
提供できる防災サポートのご紹介!
●石巻圏語り部ガイド
http://picturebook-owner.com/kataribe.html
●防災講演
http://picturebook-owner.com/kouen.html
●人間力向上講演
http://e-kahoku.com/nakai/kouen.html
●わが家のぼうさい相談所
https://peraichi.com/landing_pages/view/bp311
●黄色い安否ハンカチ
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