石巻在住者・石巻出身者等 石巻人による石巻語り部ガイド


◆2023年分も好評受付中!〜ガイドコースのご紹介◆
語り部各ガイド地はこちらをクリックするとご覧頂けます!

以下地図の東松島市大曲浜〜石巻市門脇町・南浜町〜石巻漁港〜女川町
このエリアを中心にご要望に応じて90分〜180分でご案内しております。

(◎ご注意!女川町は180分コースのみにてのご案内となります)

大川小学校の現地合流ガイドも対応可能です
詳細はお問合せください。

※仙台空港、仙台駅からお越しになる場合、東松島・石巻圏までの所要時間は80分〜90分程度です。
石巻語り部ガイドコース
◆お勧めコースは上記の東松島市大曲浜石巻市門脇地区石巻市南浜地区所要時間90分


以下の順路で巡る!東松島〜石巻〜女川町の現状を知る
石巻圏180分フルコースも人気です。
〜以下地図のA〜B〜C地点を巡ります〜

これまでの石巻語り部ガイドの様子は画像をクリックするとご覧頂けます。

画像をクリックしてください

石巻圏 語り部ガイドツアー概要

1名様から個人=家族も対応。石巻・東松島・女川町、視察地 自由選択制 被災地ガイドツアーです。
これまで消防団・議員・教員・マスコミ・行政職員・企業・海外視察員・家族等をガイドさせて頂きました。

◆最近の動向 最近は、海外・学校・家族からの石巻圏の語り部ガイド依頼が増えている現状です。

JICAを通じて、被災地の取り組みを現地で生かしたい・・という「海外からの視察」
企業からの「人材育成・社員教育」、中学・高校の「震災学習、修学旅行」
親御さんが「子供に被災地を見せておきたい!」
・・このようなケースが多いです。

他の石巻語り部ガイドツアーにおいては、「家族旅行はお引き受けしておりません」
「団体のみ受付け可能!」という場合が多く、
依頼しても規定から外れているので断られるようです。
そういった困ったご家族から、当、石巻語り部ガイドツアーへのご依頼が増えています。


1、石巻語り部
  ガイド概要:
当団体は、1名から150名弱(大型バス3台)まで対応可能、
石巻・東松島・女川町等、石巻圏の視察地を自由に選択できる面で好評を得ております。

個人家族の被災地観光から各種団体の視察、社員(企業)研修まで
活用できるガイドツアーです。


これまで消防団・議員・教員・学校団体・行政職員・企業・看護師
海外視察員・家族・ボランティア団体等をガイドさせて頂きました。

最近は震災報道が激減し、被災地の現状を知る術は殆どありません。
だから今こそ、被災地に足を運んで欲しいと思っております。

被災地に来ることで、私たちの生活が一瞬で奪われた現実を
肌で感じることができ、人生観が変わる体験ができます。


事実、「震災の教訓を地元で生かしたい!」という企業や
消防団等からの視察。「子供に被災地を見せておきたい!」
このような親御さんの依頼が増えております。

しかし、もっと多くの方々に被災地に来て欲しいと熱望しております。

それは、このツアーを通じて、日常の当たり前の生活がどれだけありがたく
家族の存在がいかに大切であるか・・を「体感して欲しい」からです。

現地に来れば、いい意味で人生観が大きく変わりますよ!
ぜひ、被災地に来てください。お待ちしております。

2、主催者: 中井政義(一般社団法人防災プロジェクト 代表理事・石巻市商工会議所会員)

3、語り部紹介: 石巻商工会議所会員の中井政義が
これまで延べ100回以上の全国出張講演の経験を活かし
被災地の現状や震災当時の生死のドラマを現地でリアルにお話させて頂きます。
さらに3.11の教訓から得た、防災についての重要事項を学んで頂きます。

語り部ガイドプロフィールはこちら⇒語り部ガイド中井政義
※語り部ガイド中井が講演で遠征等の場合は、他のパートナーガイドが
ご案内させて頂く事がございます。パートナーガイドも、好評を得ている
地元精通者のベテランガイドですのでご安心下さい。


宮城の復興の「いま」を伝える広報紙「NOW IS.」
(宮城県 震災復興本部 事務局:震災復興推進課)より依頼があり、
【語り部が本当に語りたいこと】のコーナーに代表の中井が寄稿させて頂きました。




4、対 象: 石巻圏語り部ガイドは、1名様から150名までお引き受けさせていただきます。

5、開催日時: ご依頼者の希望日時に開催します。
※完全個別開催となりますので、乗合のガイドは行っておりません。

希望日時にできるだけ応じられるように努めます(土・日祝日も開催)
時間は午前8時〜午後5時までの間となります。

※上記時間外もガイド可能な場合がございます。ご相談下さい。

6、開催場所: 石巻市及び、近郊のご希望の被災地を巡ります。

7、お申込み: 完全個別ガイド・予約制です。以下フォームからもお申込頂きます。

8、料 金: ・ガイドは、有料制となっております。
※さらにご注意事項!参加人数分の費用が掛かる被災地ガイドツアーです。
一律料金制ツアーではございませんので、予めご理解のほどをよろしくお願い致します。

代金は開催前にお振込み頂きます。


 
価格についての考え方についてご説明しております。ココをクリックしてください。

1名様から14名様までの場合

@
90コース
※90分以下のコースは要ご相談!
90分の(基本コース)場合、参加者1名〜4名ま12,000円

※1名増えることに3,000円加算

A135コース
90分の1,5倍の時間135分コースの場合、参加者1名〜4名まで18,000円
※1名増えることに4,500円加算

B180コース
90分の2倍の時間180分コースの場合、参加者1名〜4名まで24,000円
※1名増えることに6,000円加算




15名様以上の場合〜

@90コース※90分以下の場合は要ご相談!
90分(基本コース)の場合、参加者1名あたり2,200円×人数分

A135コース
90分の1,5倍の時間135分コースの場合、参加者1名あたり3,300円×人数分

B180コース
90分の2倍の時間180分コースの場合、参加者1名あたり4,400円×人数分




◆キャンセル規定:
正式依頼した時点で適用されます。
14日〜2日前:ガイド料金の50% (返金50%)
1日前〜当日:ガイド料金の100% (返金0%)


※地元を知る尽くしたバス会社のご手配も可能です。
お気軽にご相談下さい。


◆重要な心得と緊急時について
被災地での勝手な行動はお控え下さい。
また、ガイド時に何が起こるかわかりません。
万が一地震が発生した場合、ガイドの指示に従って下さい。
緊急事態が発生した場合、ガイドを途中終了させて頂くことがあります。

◆保障について
万が一何らかの事故・事件等が発生した場合、当ガイドは一切責任を負いかねます。
その際に発生したサービス等の全費用はお客様(依頼者側)負担となります。
何とぞ、ご了承下さい。(レンタカーにおけるトラブルも同様です)

◆禁止事項
語り部ガイドの映像撮影・音声録音はご遠慮ください。
ガイドのリアルタイムの映像配信もご遠慮ください。

9、オプション: 被災地の美味しいものを食べながら、被災者と語り合う会食プランなど、
オプションをご利用になる場合、別途メールにて詳細をご連絡させて頂きます。
※語り部のお食事代金をご負担頂きますが、食事時間はツアー時間には含まれません。

会食のお店は、お客様側がWeb情報やガイドブックでお店を探しても構いませんし
こちらで選択させて頂いてもどちらでも構いません。

価格は、これまでの例で言いますと、お一人1,000円〜2,000円が一番多い価格帯です。
※ガイドのお食事代金をご負担頂くことになりますので、何卒、ご了承くださいませ。

10、その他: お電話でも空き状況は確認できますが、
ガイドは複数おりますので、他のガイドと重なっても対応可能です。
まずはお問い合わせフォームからメールにてお問い合わせ下さい。
ガイド可能か否か、スケジュール確認後、こちらからご返信させて頂きます。
(メール送信しただけで「依頼決定」ではございませんので、ご安心下さい。)




石巻エリア語り部ガイド参加者様からご感想を頂きました。



中井政義 様

先日は、急な依頼にもかかわらず、
被災地ガイドをお引き受けくださりありがとうございました。

なかなか機会を作れなかった被災地に訪れる事ができ、
また、中井さんのガイドを聞くことができとても良い経験が出来ました。

震災から6年が経ちましたね。

6年前のあの日、私は夫の仕事の都合で海外に駐在しておりました。

外出していると、勤務中の夫から「日本が大変なことになっているらしい」と電話があり、
慌てて帰宅し、唯一見ることができた日本の番組NHKを見て愕然としました。
押し寄せる津波、駐在前に勤務していたエリアのコンビナート火災、
翌日には福島第一原発の爆発、それについて絶望的な報道の海外のニュース番組、
繋がらない日本への電話。

あぁ、日本終った。。。
海外に住んだことで日本の良さを再認識し大好きになっていた私は
家族や友人達を思い本当に絶望しました。
そして、自分だけ海外にいて苦しみを共有していない事のもどかしさなのか焦りなのか分からない
何とも言えない感情に襲われました。

それから毎日すがるようにインターネットで情報を漁りました。
入ってくるのは嘘か本当かわからないネガティブな情報ばかり。
日本人同士なのに罵り傷つけ合う掲示板。。。

数々の情報に振り回され、やっと繋がった親との電話で、
海外の報道やインターネットでは関東にも降り注いでると
報道れている放射性物質を気にも留めていない様子に、何を信用していいのかわからなくなり、
人間不信に陥り、帰国した際は真っ先にガイガーカウンターを購入し
あちこち測定して回るほど精神的に不安定になっていました。

帰国後、今まで東北に訪れたいと思いつつできなかったのは、
日々の生活や仕事に追われていたこともありましたが、
実際に被災していないことで、被災者や、大切な方を亡くされた方々を
無意識に傷つけてしまうかもしれないという恐れからその勇気がでなかった、
というのも一つの理由でした。

この度、中井さんにガイドしていただいたことで、その意識が少し変わりました。

特に心に残ったのは、何をもって復興なのか、住居や生活基盤の再建だけでなく
心の傷が癒えるまでは本当に復興したと言えないだろう、と言うことでした。

当時の辛い体験や、復興に向けて立ち上がり、なかなか進まない復興の中、
もどかしい思いで活動を続けている方々のお話等を、
被災地に行き自分の目で見て自分の耳で聞いた事で、
先の見えない長い苦難が浮かび胸が詰まりました。

テレビ等を見て頭では分かっていたつもりでしたが実際に訪れ、
中井さんにお会いするまでは実感できなかった感情でした。

平和な日本に生まれ育ち、テレビやインターネットで
どんな情報も気軽に手にいれることができる私たちは、
衝撃に鈍感になり想像力が乏しくなっているのではないか、と考えました。

政治にも経済にもさほど関心がなく、自分の周囲だけの世界を生きていたけど、
あの日を境に何かが変わった"被災していない日本人"は私だけではないと思います。

それは実際に被災された方々、大切な方を亡くされた方々には
遠く及ばない小さな心の傷ではありますが、この震災を風化させないための物であったのだ
と感じています。

今回の被災地訪問の経験を生かし、想像力を大いに働かせ、
人を思いやる気持ちを忘れずに生活していきたいと思っています。

明日は地元で復興応援チャリティーフリーマーケットがあるそうですので行ってきます。
また、今度は夫と東北旅行をしたいねと話しています。

この度はお忙しい中、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
お礼のご挨拶が遅れ申し訳ありません。
一日も早く平穏な日々が訪れます様にお祈り申し上げます。
くれぐれもお体にお気をつけてください。

自分語りの長文駄文、失礼いたしました。
重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。



中井様

このたびは大変貴重な体験をさせていただきまして、
有り難うございました。

ツアー終了後、仙台の作並温泉に向かいました。
車中、被災された方々の苦しい思いを、
それぞれ感じたままに語りながら・・

甚大な人的被害、物的被害の実態。

中井様が震災前と震災後の様々な写真を見せて下さって
初めて分かる、密集した住宅地が、海まで続く、
ただの更地になっている景色。

道路のアンダーパスの壁に残る、津波の痕跡。
いまだに火災の爪痕を残す、黒く焦げた木。

地盤沈下によって、道路よりも高い位置になってしまった運河。
(大雨が来ると避難勧告が出る現状。)

震災復興のため、芸能人が被災地でライブを行う。
それも、撮影のために莫大な金額を掛けて、
大掛かりな器材を持ち込み、大勢のスタッフを使って。

私はこのような事は、視聴率を取るための
「絵的」には必要かも知れませんが、
果たしてこれが被災者の方々の励ましになるのか疑問でした。

なので、「コールマンのランタン」をぶら下げて、
少人数で撮ればいいのにと、申し上げた次第です。

メディアが報じる、被災者が復興のために
奮闘していらっしゃる姿は、時に美化された物へと
変わって行きます。

私は、美化などするべきではないと思います。

それによって、私達の記憶からも薄れていくと思うからです。
中井様の「生の声」からは、どうしようも出来ない現実、
生活の不安、復興の明らかな遅れ、
さらにこれから重くのしかかる様々な事など。

でも、私達に話せない事もたくさん有るのだろうなという事も、
深く深く感じ取りました。

私が一番心に残ったのは、中井様が「震災後に、人格までも
変わってしまう方が多くいらっしゃる。」というものです。
これは正直、頭を殴られた様な気が致しました。

東京で平穏無事な生活を送る中で、
報道を通じて被災地の事が少しは分かっているつもりでしたが、
今回、中井様にお話を伺ったあと、事の重大さに改めて気付き、
ガイド後半は、運転しながらも、思わず無口になってしまった事をお許し下さい。

中井様は、東日本大震災の記憶が薄れてしまうと
おっしゃっておられましたが、大丈夫です。
少なくとも我々家族は、一生忘れる事はありません。

強い思いで、被災された方々が、
1日も早く「元の生活に戻れる様に」念じております。

またお便りさせていただきます。

取り急ぎ、心から御礼申し上げます。
有り難うございました。

東京都医師



中井様

昨日は,石巻を案内してくださりありがとうございました。

報道から得ただけでは計り知れないことを,
中井さんからたくさん教えていただきました。

復興はもっと進んでいるのだと思っておりましたが,
まだまだたいへんな思いをされながら生活しておられることを知り,
自分にできることは何だろう,子どもたちに伝えて
いかなければならないことは何だろうと考えました。


私は海のすぐ近くに住んでいます。

そして,子どもの頃から「東海沖地震はいつきてもおかしくない」と
言われ続け,訓練をしてきました。

今回実際に16mの高台から海を眺めてみることで,
ここまで津波にのみこまれたのかと思うと恐怖心がこみ上げてきました。
私たちの訓練はまだ足りない,もっと実際を想定した訓練をしないと
だめだと思いました。


いろいろなことを考えた1日でした。

中井さんのお話が心にぐっと残っています。
たくさんのことを教えていただき本当にありがとうございました。
周りの人に,そして子どもたちに,しっかり伝えていきます。

静岡県教諭



中井政義様

私自身初めて被災地を訪ねました。
報道とは,違う現実に驚きました。


そして、震災関連死という言葉も聞きました。
今でも闘っておられる方々がいることを知りました。

私は教員ですので、この学びを授業を通して子供たちや同僚に
伝えていきたいと思います。

ありがとうございました。

富山県教諭



中井政義様へ

昨日は、被災地についてのガイドをしていただき、
本当にありがとうございました。

暑い中、たくさんの汗を流しながらも
全く力を抜かず、話し続けられる中井さんのお話を
伺うことができたことは、
大変光栄なことだと、地元に帰って思っています。


中井さんの「思ったよりも早く風化して悔しい」というお言葉がとても心に残りました。


一人でも多くの人に伝えることで、
中井さんのご努力に少しでも報いることができると思います。

本日早速、購入していた写真集を見せながら、
校長などに被災地の話をしました。

また、毎日更新しているBlogにも、昨日のことを載せました。
http://miyakun.txt-nifty.com/diary/2014/08/post-3ba3.html


今後は授業などを通して、富山県の子供たちにも
被災地の様子や被災者の苦労、
そして、それを乗り越えようとする気持ちを伝えていきます。


またいつかお話を伺えることもあると思います。
その際には、どうかよろしくお願いいたします。

富山県教諭



中井様

被災地を実際に見て、お話を聞いて、
津波の恐ろしさや被害の大きさを肌で感じることができました。


また、中井さんのお話を聞いて、自分は被災地の実情を
全然わかっていないんだと実感しました。


被災地の皆さんが今でも苦しんでいること、
それでも懸命に生きていることを、
たくさんの人に伝えていなかければと思いました。


そして、改めて自分に何ができるのかを
考えるきっかけとなりました。


これからもいろいろなご苦労があるかと思いますが、
どうぞお身体をご自愛ください。
本当にどうもありがとうございました。

北海道教諭



一般社団法人 防災プロジェクト
代表理事 中井政義様

このたびは、被災地の現状について詳しく
教えていただき、本当にありがとうございました。

ただ現地に足を運んでも知ることのできない、
本当の「現場の声」を聞かせてくださり、私たちの学びを
深めてくださったことに心より感謝申し上げます。


私は2年前に、岩手県の被災地を訪れました。

震災の爪痕が色濃く残るその地を目の当たりにし、
現地のガイドさんのお話を伺って、言葉を失いました。
「この震災を忘れないことが自分にできることのひとつだ」
と強く感じました。


今回、女川の状況を拝見して、その気持ちを改めて
強くしました。私たちにできることは忘れないこと、
そして伝え続けていくことなのだと思いました。


私はいま小学3年生を担任しています。
子供たちに私が見てきたこと、伺ったことの
できる限りを伝えたいと思っています。


中井様にとっては、おそらくはあまり思い出したくない
出来事もたくさんおありになったことと思います。

私たちの学びのために、そういったことも含めて
惜しみなく情報を伝えてくださったことに
改めて、心より感謝申し上げます。

東京都教諭



中井政義 様

見学会でのガイド、本当にありがとうございました。


私は2014年の正月に家族旅行で大川小、気仙沼などを
訪れました。そのときは家族旅行というこうともあり、ガイドの方の
お話を伺う機会を設けませんでした。


今回、初めてお話を伺うことができ中井様の「悔しい」「ずっと早く忘れられている」
という思いをじかに伺うことができました。


2重ローンのこと、集団移転のこと、訴訟のこと、オリンピックのこと。
現地で伺うからこそ、わが身に置き換えて伺うことができました。


この震災で亡くなった多くの方の命を無駄にしないために、
神奈川の地でできることを考えていきたいと思います。


このたびは誠にありがとうございました。

神奈川教諭



中井政義 様

被災地を見学して、そこに行く前には想像もつかなかった
様々な人々の様々な思いを感じました。


・国に憤りを感じる人々
・オリンピックを疎ましく感じる人々
・東北だけが取り残されていると感じる人々
・震災を風化させないように痕を残したい人々
・震災を思い出さないように痕を消したい人々
・誰かに責任を求める人々
・誰かに責任を求められる人々
・それでも頑張って生きる人々


そこには、自分が今まで感じたことの無い様々な感情が大きく渦巻いていました。
衝撃的でした。


人々が組織的に動くことができた避難所は比較的良い生活を、
そうでない避難所は悲惨な生活を送ることになったというお話からは、
自然の力は人間ではどうにもなりませんが、
その後どう生き抜くかは人との繋がりにかかっているのだと思いました。

人が最後に頼ることができるのは同じ人なのだということを思いました。


そして、たくさんの命が海に呑み込まれた場所は緑色に変わっていました。
過去の悲劇を全て打ち消すような、明るい緑色でした。
改めて、自然の力の大きさを感じました。


中井さんの言葉の中で最も印象に残ったのは、
「思ったよりも早く風化してしまって、悔しい。」という言葉でした。


戦争にしても震災にしても、どんなに大きな事件でも、
未来がある限り過去は少しずつ薄れていきます。
東日本大震災に限らず、今この時間にも色々な記憶が
次々と風化しているのだと思います。


悲しみの連鎖を少しでも止められるように、
出来る限り過去を知り、伝え、
そして未来に生かしていきたいと思います。


この度は、大変お世話になりました。
本当に有難うございました。

富山県大学生



中井政義 様

先日は暑い中本当にありがとうございました。

大変遅くなり失礼なことと思いますが感想を送らせていただきます。

まず、自己紹介の時の言葉が印象的でした。
「思ったより早く風化してしまったことが悔しいのです。
 だから語り部として被災地について話しているのです。」

悔しさや、夢が原動力となっておられるのだと感じました。


実際に話を聞かせていただいて

・渋滞が想定外だった。
・速い決断
・分別した教訓
・8割お墓の中は空
・多くの人が二重ローンで苦しんでおられる
・オリンピックの影響で復興作業が遅れている
・風評被害で魚が売れない
・報道とのずれ(苦しい思いの写真ではなく、笑顔の写真を載せたい)
など、メモを見るたびに思い出します。


私は初めて東北を訪れました。
病院の前の駐車場に立った時、当時はどんな様子だったんだろうと
考えると、怖く、さみしく、そして、自分の家族を思い出しました。


私にできることは何だろうかと考えました。

@見てきたこと、中井さんに教えてもらったことを、授業で子どもたちに伝える。
Aいざという時に何が大切かを子どもたちに伝える。
 → 普段から人の話はしっかり聞く。廊下は歩くなどの約束を守らせる。
B自分で気づき、考え、実行できる子を育てる。


2学期の始業式で子どもたちに話をしたいと思っています。


話は変わりますが、兵庫県も大きな地震を経験しています。
1月17日には、全校で地震についての避難訓練をし、兵庫県独自の
副読本でお話をします。

淡路島には、野島断層記念館と言って地盤のずれがそのまま残されている
記念館があります。

そこに、展示してあるある小学生の日記の一文を私は忘れられません。
「地震のせいでとずっと考えるけど、
 いつか、地震のおかげでと思える自分になりたい」


大切な人、物を亡くした悲しみは想像を絶するものでしょう。
少しでも、お役にたてらえるように、同じ国民として、人間としてがんばります。


中井さんも、無理をなされず、今後のご活躍を祈念申し上げます。

兵庫県教諭



中井政義様

視察ツアーではたいへんお世話になりました。

中井さんに現地を案内していただいたり、話を聞いたりして
今まで映像や報道による知識だけで分かったつもりになっていた
自分を恥じました。


そして、もっと早く現地に行けば良かったと、今更ながら思いました。


草原だったところに、家の基礎だけが残っている光景だけでも
写真で見るのと全くちがいました。
そこで生活していたという跡が見えてくるのです。


門脇小学校の子どもも、そこで勉強していた。
そして裏山に逃げて助かったというのも
現地に行かないと分からないと感じました。


いつか大川小にも行ってみようと思いました。


小学校に勤務しているので
改めて、いざというときの判断の迅速さ
そして素早い行動の大切さを実感しました。


被災地のことを伝えるとともに子ども達にどういった力を
育てていかなければいけないのかを考えさせられました。


改めて、今回のツアーの意義をかみしめています。
本当にありがとうございました。

群馬県教諭



先日は、東松島〜石巻の激震被災地を回り、
当時から現在に至る状況を懇切に説明していただき、
誠にありがとうございました。

ご自身の体験を通じてのリアルな内容であり、
現地でしか聞けない率直な部分も含み、大変濃密な時間でした。

まだまだ問題が山積みと実感したところです。

かなり関心の薄れがみられるので、聞き見たことをできるだけ伝え、
こういう活動があることも示したいと思っています。

また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
昼食も、テーマにふさわしいところに連れて行ってもらい良かったです。


大阪府 ライター&エディター



中井 政義様

昨日は、被災現地で写真を交えてわかりやすく説明していただきつつ、
様々なお話をしていただいてありがとうございました。

モノや人があんなにも簡単に損なわれて失われてしまうことに、
うなだれ、恐れおおのきました。

残された人は、富や家族だけでなく、心までもが失われれたり、
損なわれていることに、自分の想像力のなさを痛感しました。

被災者ではない私ですら、震災の現実を直視することは、
とても心苦しかったです。

しかしながら、中井様は震災の現実に真正面から向き合って、
伝えておられるのはとても心の強いお方だと思いました。

私なら心にしまいこんで、過去を思い出さないようにするかもしれません。

この被災地には、不運にも人生の道半ば亡くなられた方が
沢山おられたことにも再度気付かされました。

残された私たちにとって、この場所は、
沢山の生きるヒントが散りばめられているように思いました。

中井様に、その手がかりを教えられた気がしました。

これから、中井様が力の尽くされることに、
陰ながら応援させていただけたらと思います。
有難うございました。





さらに心に響く・・180個のガイド感想はココから閲覧できます。



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