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週刊 『防災朝礼』メールマガジン

(第17 2019/05/23)

 

+++日本初〜企業を永続させる

      防災朝礼のススメ!  +++

 

〜防災の学びを通して

社員のリーダー力・人間力強化〜

     

 

発行者:(一社)防災プロジェクト

           代表理事 中井政義

http://防災プロジェクト.com/

 

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‥◆今回のメニュー‥‥‥‥‥‥‥

 

1.今回の朝礼テーマ

  「ライフライン問題 その壱」

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

2.自分を棚卸し

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

3.ここだけのつぶやき

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 

 

■『防災朝礼』のスタートです。

 

 

いつも『防災朝礼』メルマガを

お読み頂きありがとうございます。

 

一般社団法人 防災プロジェクト

代表理事の中井政義です。

 

 

来週、山形県の高校生

70名を被災地ガイド

させて頂きます。

 

 

たまに、、、

 

依頼団体様から

被災地で

 

「ボランティア活動」

をしたいので

 

 

どこか紹介してください!

と言われます。

 

 

そこれそ、、、

 

「お掃除でも

ゴミ拾いでもします!」

 

とおっしゃってくれます。

 

 

このような場合

私が行政に直接連絡したり

 

ボランティア受け入れ先を

探すのですが

 

 

行政に問い合わせても

 

ほぼ、門前払いの

扱いを受けます。

 

 

要は、、、

 

震災から8年経ってしまうと

作業関係のボランティアは

 

ほぼ無いのです。

 

 

折角のご厚意なので

 

何とかしてあげたいと

思いますが

 

ここにも

 

「風化」の

厳しい現実があります。

 

 

そこで今回、、、

 

 

発想を変えて

 

「心の復興問題」を

解決する目線で

 

 

ボランティアを

探しました。

 

 

その結果はいかに?・・

 

 

メルマガ最後の

「ここだけのつぶやき」

 

のコーナーでお伝えします。

 

 

 

──▼─────────────

1.今回の朝礼テーマ

 「ライフライン問題 その壱」

──▲─────────────

 

 

「防災朝礼」は

令和時代を迎え

 

新しいスタイルで

お届けします。

 

 

忘れがちな防災について

 

・思い出すキッカケ

 

・話し合うキッカケ

 

 

となる「朝礼ネタ」を

提供します。

 

 

職場やチームで

朝礼の話し合いの

 

テーマ(ネタ)として

ご活用ください。

 

 

今回のテーマ(ネタ)は

 

「ライフライン問題」

についてです。

 

 

大地震が発生すると、

大規模エリアで

 

電気・ガス・水道

 

全てが使えなくなり、

ライフラインが

 

完全に麻痺します。

 

 

東日本大震災では、

この3つ全てが壊滅し、

 

長期に渡って

使えない状態が続きました。

 

 

震災時

電気・ガス・水道のうち

使えなくなると

 

本当に困るのは、

どれかお分かりですか?

 

 

もちろん

 

どれ一つ欠けても

困りますが、

 

電気は発電機で賄えますし

 

 

照明は懐中電灯や

ランタンで代用できます。

 

 

暖房も

石油ストーブがあれば、

電気を必要としません。

 

 

 

東日本大震災でも

これらで凌げましたので

 

さほど問題ではありません。

 

 

ガスは、

都市ガス・プロパンガス

どちらが使えなくなっても

 

カセットコンロで

代用可能です。

 

 

ところが

水の問題・・

 

 

これが一番厄介です。

 

 

例え電力・ガスが

確保できても

 

 

飲料水が無ければ、

お湯を沸かすことも

 

 

非常食の

カップラーメンも

 

スープも食べることが

できません。

 

 

また、大半の家庭、

会社、施設では

 

 

水洗トイレですから、

水が無ければ、

 

便を流すことが

できません。

 

 

そういった意味では、

震災後

 

ライフラインが

止まった際、

 

 

一番困るのが

水の確保です。

 

 

ちなみに、、、

 

 

水の備蓄量は

1日辺り3リットルが

目安とされます。

 

 

 

3リットルの

理由ですが

 

 

人間は、、、

 

排泄・呼吸・発汗等で

 

1日あたり

22.5リットルの水を

 

体外に排出します。

 

 

この量を食事や飲料で

摂取する必要があるのです。

 

 

 

さらに、、、

 

生活用水にも

最低限の水が必要になるため

 

 

最低限の量として

3リットルが目安とされます。

 

 

ただこれは

 

水洗トイレ用の水は

含んでおりません。

 

 

断水時は

携帯用(非常用)

トイレを使ってください。

 

 

みなさんの企業、ご自宅で

水の備蓄は万全ですか?

 

 

ここで今一度

 

朝礼で再確認して

話し合ってくてください。

 

 

 

また、以下を

オマケでお伝えします。

 

 

都会は厳しいからも

しれませんが

 

田舎ですと

未だに井戸があったりします。

 

 

実は東日本大震災

数日後のお話ですが

 

 

知り合いから情報が来ました。

 

 

「井戸があるお宅」があって

水が貰える・・と。

 

 

私も

分けて頂こうと思ったら

既に多くの人が来て

 

枯渇状態とか・・。

 

 

さらに情報が来て

 

雨水を貯めてある

県営団地あるらしい・・。

 

 

すぐさま駆け付け

水を汲みました。

 

 

震災時(断水時)は、

雨水すら超貴重なのです!

 

 

と同時に、、、

 

このように

水を確保できる場所を

 

事前に知っておくことも

すごく重要です!

 

震災時は

 

情報が「命綱」なのです!

 

 

──▼─────────────

2.自分を棚卸し

──▲─────────────

 

 

2011311

東日本大震災発生!

 

 

私は・・・

 

 

●津波で自宅、仕事場を失う

(罹災証明は全壊)

 

・学んだこと:

罹災証明は4種あり、その違いと

取り扱い法知らないと

大損することになる!

 

 

 

●子供たち3人と3日間、

安否不明の日々を過ごす

 

・学んだこと:

安否不明を回避し、

連絡を取り合う方法!

 

 

 

●停電・断水が続く避難所で

一ヶ月間暮らす

 

・学んだこと:

サバイバル生活を体験、

生きるための知恵・ノウハウを蓄積!

 

 

 

●大量のデマとチェーンメール、

コソ泥被害!

 

・学んだこと:

災害時に必ず発生する出来事と

認識するべき!

 

 

 

●被災後は、(大量の)制度の

申請作業に追われる

 

・学んだこと:

各種制度を知らないと

損する制度多数あり!

 

実話として(知らずに)300万円

もらえなかった方もいる!

 

 

 

●自力でアパートを借り

避難生活をはじめる

 

・学んだこと:

ある制度を知らずに

50万円損をする

(自腹で支払い)

 

 

 

●みなし仮設で7年間、避難生活

 

・学んだこと:

避難生活にも各種問題・

落とし穴あり!

 

生活再建には

最良の方法がある!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

このような8年の経験が

あるからこそ

 

・被災者はどんな心理で

 

・何を求め

 

・どうして欲しいのか?

 

 

その心理が

理解できるのです。

 

 

8年前被災した自分が

 

あの時、、、

 

 

こんなサービスがあれば

 

 

被災後おそらく

凄く助かっただろう・・

 

 

そう思えるサービスは

 

直ぐ、情報発信できる

「支援コミュニティ」です。

 

※お互いに支援し合うことを

目的としたコミュニティ

 

 

私が考えるコミュニティは

以下のような内容です。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

 

有事に行政も手が届かない

不可能サポートを可能にする!

 

災害が発生し、

あなたが窮地に追い込まれたら・・

 

・リアルタイムでSOS発信、

 情報収集可能!

 

・リアルタイムで

 物資提供呼びかけ可能!

 

・万が一の時、仲間が助けてくれる

 という安心をご提供!

 

安心な出会いがあり、イザという時に

仲間が助けてくれる防災グループ

 

━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

実は、、、

 

フェイスブックグループの

機能を使って

 

「グループ」は完成しています。

 

 

現在、参加者規程を

考えています。

 

 

これがサービス化できれば

 

 

事情があって

防災準備が出来ていない方も

 

 

万が一、

窮地に追い込まれたら

 

 

・リアルタイムでSOS発信、

 情報収集可能!

 

・リアルタイムで

 物資提供呼びかけ可能!

 

 

となります。

 

 

これが前回のメルマガで

前振りしていたサービスです。

 

 

だた、世間に受け入れられるかは

「???」ですが・・(苦笑)

 

 

 

──▼─────────────

3.ここだけのつぶやき

──▲─────────────

 

 

ボランティア受け入れ

の結果ですが

 

 

めでたく、二カ所の復興住宅で

受け入れてくれました。

 

 

それもこれも

 

石巻社会福祉協議会の

ご尽力によるものです。

 

 

これまでの経験から

行政は門前払いされたため

 

 

石巻社会福祉協議会の

ボランティアセンターを知り

お願いしてみました。

 

 

すると、、、

 

すご〜〜く

丁寧に対応してくださり

 

逆にアドバイスを頂き

 

 

アドバイス通り

ボランティア(訪問)で

 

何ができるか?を

高校側と決めました。

 

 

山形の高校なので

 

本場!

尾花沢の花笠踊り披露や

 

被災高齢者の

肩もみ、おしゃべりなど

 

心の復興問題に尽力する

 

このような

アプローチをした結果

 

70名を

二カ所の復興住宅で

 

受け入れてくれることに

なりました。

 

 

さらに、、、

 

石巻社会福祉協議会で

 

今回の高校生訪問の

チラシまで作ってくれて

 

 

極めつけは、、、

 

復興住宅の会長を通じて

 

住民にチラシを

配布してくれると言います!

 

 

す、すごい!

まさに神対応!

 

心底、

被災者に寄り添う姿勢です。

 

 

本当に、、、

感謝!感謝です!

 

 

行政も少しは

見習って欲しいです!

 

マジで!!!

 

 

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一般社団法人 防災プロジェクトが

提供できる防災サポートのご紹介!

 

●石巻圏語り部ガイド

http://picturebook-owner.com/kataribe.html

 

●防災講演

http://picturebook-owner.com/kouen.html

 

●人間力向上講演

http://e-kahoku.com/nakai/kouen.html

 

●わが家のぼうさい相談所

https://peraichi.com/landing_pages/view/bp311

 

●黄色い安否ハンカチ

http://e-kahoku.com/index2

 

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