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週刊 『防災朝礼』メールマガジン

(第48 2019/12/26)

 

+++日本初〜企業を永続させる

      防災朝礼のススメ!  +++

 

〜防災の学びを通して

社員のリーダー力・人間力強化〜

     

 

発行者:(一社)防災プロジェクト

           代表理事 中井政義

http://防災プロジェクト.com/

 

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■『防災朝礼』のスタートです。

 

 

いつも『防災朝礼』メルマガを

お読み頂きありがとうございます。

 

一般社団法人 防災プロジェクト

代表理事の中井政義です。

 

 

今年最後のメルマガになりました。

 

今年1年、お付き合い

ありがとうございました。

 

今年は、、、

 

被災地ガイドで

ご縁があった方々が被災するという

とてもつらい1年になりました。

 

災害は益々巨大化していくと

思われます。

 

 

来年もお互いに

災害を他人事を思わず

 

正常性バイアスという

行動を妨げる心の壁を

 

外すことを

意識して暮らしていきましょう!

 

 

今年1年ありがとうございました。

来年も宜しくお願い致します。

 

 

──▼─────────────

子孫の命を守る「防災家宝」

──▲─────────────

 

「防災朝礼」は

令和時代を迎え

 

新しいスタイルで

お届けします。

 

 

忘れがちな防災について

 

・思い出すキッカケ

 

・話し合うキッカケ

 

 

となる朝礼ネタを

提供します。

 

 

職場やチームで

朝礼の話し合いの

 

テーマ(ネタ)として

ご活用ください。

 

 

今回のテーマ(ネタ)は

 

 

子孫の命を守る「防災家宝」

 

 

をお届けします。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

■防災家宝とは

 

防災家宝とは、

 

「防災」と「家宝」を合わせた

造語です。

 

 

一言では伝えきれない

深い思いがありますので

 

以下を

お読み頂けましたら幸いです。

 

================================

 

最近は、生きているうちに

自分史(じぶんし)を制作して

 

(自分自身の)生涯あるいは

半生を文章化する人が

増えています。

 

 

もし、自分史を創る本人が

災害で被災者になっている方

であれば

 

自分史の中でその災害経験

に触れて、後世家族(子孫)に

 

災害の教訓を伝えることが

できるでしょう!

 

 

しかし、、、

 

災害で被災者になる方は極まれで

圧倒的多数の方は、

 

災害で被災者になることなく

一生を終えます。

 

しかし、ご自身が

被災されなかったからと言って

 

後世家族(子孫)も被災しない!と

100%断言できる時代では

無くなってきました。

 

 

自分は被災しなかったから・・

被災未経験者だから、

後世家族(子孫)に、

 

災害のことを伝える義務はない!

 

そうお思いでしょうか?

 

 

仮に以下のようなことが起きたら

あなたは天国でどう思うでしょう?

 

 

以下は、私の個人的な妄想です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

あなたは、東南海地区の

海沿い地域で生涯を終えました。

 

子孫はまだ、あなたが残した

家に住んでいます。

 

 

あなたの死後、

南海トラフ地震で大津波が

発生しました。

 

 

残念ながら・・

 

東南海地区の海沿いに

お住いの方で逃げなかった方は

 

東日本大震災同様に、

多数津波の犠牲になりました。

 

※政府発表の南海トラフ地震の

死者予想は231,000人です。

 

 

その時、あなたは既に

この世を去っていますから

天国のその事態を知ります。

 

 

そして、残念なことに

子孫が津波の犠牲に

 

なってしまったことを

後悔することになります。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ご参考までに・・

 

東日本大震災で

たくさんの証言から

 

津波の恐ろしさが

明らかになりました。

 

 

ご遺体の損傷度合いは

想像を絶するもので

 

解剖医本人が

 

一週間、飯が食えなかったと

口にします。

 

 

もし、ご自身の子孫が

そういったことになれば

天国から心を痛めるはずです。

 

 

では、私の東日本大震災の

経験談に置き換えてお話します。

 

 

私が住んでいた500世帯の

集落には6mの大津波が襲来し

 

集落の犠牲者は318名、

1歳〜90代の方までが命を

落としました。

 

 

私は幸い、自宅に居なくて

津波に遭遇しませんでした。

 

もし、自宅に居れば、

逃げずに流された可能性も

ありました。

 

 

もし、私があの時・・

津波で命を落としていれば

 

天国で既に病気で他界していた

親父と遭遇しこう言ったでしょう!

 

それも強い口調で!

 

 

「なんで、明治29年と昭和8年に

三陸に大津波が襲来したこと、

 

そして、たくさんの方が犠牲に

なったことを

 

(親父が)

生きている時に教えて

くれなかったのか?」・・と。

 

 

過去の大津波の事実を

知っていれば、逃げたぞ!・・と。

 

 

私は、その三陸大津波の事実は、

震災後再発売された

書籍で知りました。

 

 

実は・・

 

三陸に明治29年と昭和8

2度の津波で被災して

 

その事実を(遺言みたいに)

書物として子孫に残した方がおり、

 

※地域単位ですと石碑

ということになりますが。

 

その子孫は、

東日本大震災と時に、

 

その言い伝え通りに

高台に避難して命を落とさずに

済みました。

 

震災後、子孫のインタビューと

書物が地元新聞で公開されました。

 

 

たかが書物・・されど書物。

そう思いませんか?

 

その書物を書き残した方は、

おそらく東日本大震災発生後、

 

天国で鼻が高い思いをされている

ことでしょう!

 

 

逆に何も書物を残さず、

逃げずに犠牲になった

子孫の先祖の方は

 

「失敗した!」と

後悔していることでしょう!

 

 

あなは、前者になりますか?

後者になりますか?

 

 

今後、時間があれば

私は、「防災家宝」(書物)を

制作したいと思っております。

 

理由はシンプルです。

 

東日本大震災を経験した

わが子3人の子供たち(孫たち)

の命を守るためです。

 

 

わが子3人は、

あの日・・大津波を自分の目で

見ています。

 

しかし残念ながら、

今後さらに風化していきますから

 

私が「書物」=「防災家宝」

として残し

 

子孫の命を守りたいと

思っています。

 

 

たかが書物・・

されど書物かもしれませんが

 

子孫の命を守る大事な

「家宝」にしてもらいます。

 

 

「家宝」なので、

100年、200年と

引き継いでいって欲しい!

 

そんな願いが込められています!

 

 

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